何冊も読む必要がないと思う、バイブルにオススメの本「7つの習慣」から学んだ3つの事
こんばんは、ふらんです。
最近は特に遠出をしていたり、仕事終わりに人と会ったりしています。時間を割いて誰かと会えるというのは有難い事です。
その有難さが続く代償なのか、一昨日から風邪気味で(°Д°;)
今も仕事もある中ギリギリで動いています。
俺はやれるぞおお!!と思いつつ夜遅くまで起きていると倒れそうです。
[voice icon=”http://osakacity-sweets.hungry.jp/wp-content/uploads/2017/03/つじ-1.jpg” name=”ふらん” type=”l line”]チッキショー!(°Д°)[/voice]
体調が悪いと気分が沈んだり、時には些細な事でイライラしてしまったりする時もありますよね。
それでも、一時的な感情に任せて行動をしてしまい後悔してしまう。よく言うのは
「信頼を得るのは難しいけど、失うのは一瞬」
–ついカッとなって怒ってしまった、ひどい事を言ってしまった。
–自分の私利私欲の為に、相手を利用してしまった。
–待ち合わせをしていても、時間を守れない。
いつも気を付けようという意味で、改めて私の大好きな本「7つの習慣」を記事にしておこうと思います。
目次
第一の習慣~主体性を発揮する~
第一~第三の習慣は「私的成功」という言葉を使うみたいです。
最初に始める、第一の習慣は「主体性を発揮する」という事みたいです。
「あいつ嫌!」
「私の事何も知らないくせに!」
「あの人が言っているし、やっているし」
誰でも悪口や批評の対象となる。
人は誰でも“自分の反応を選択する能力”を発揮できるということです。
”外部からの刺激に身を任せて反応しない”
悪口を言われたから、悪口を言い返す。売り言葉に買い言葉。
その選択をして良い結果が待っているのかと。
感情に任せた言葉は、もう捨てようと。
自分の人生の責任を自分で引き受ける覚悟を持つこと。
考え方としては、今ある状況は自分の選択した行動の結果という事です。
本当に自分に非が一つもないのか?
こう考えると、人の事を許せたり穏やかな気持ちになれる気がする。
第二の習慣~終わりを思い描くことから始める~
言い換えると、ゴールを決めて目的を持って始める。
「自分が死んだ時に、どんな言葉をかけられたいのか?」
人生の最後の姿を思い描きながら、自分自身をどう創り上げたいか決めること。
根本的な価値観に触れられ、一番大切にしている自分の時間の使い方が明確になるそうです。
必要な事にだけエネルギーを注がないと「進んでいる」「成長している」という実感がない。
また、リーダーシップというものも必要みたいです。
リーダーシップとは目標を決めて、その目標を達成する方向性を決めること。
これが出来てからマネジメントが後に付いてくるそう。
人生の”事業理念”=ミッション・ステートメントを作ることが大切。
作成例としては以下の4つの手順があります。
①自分が大切にしたい価値観を認識する
(誠実でありたい、思いやりがある、他人に貢献したいなど)
②自分の役割を整理する
(夫、父親、息子、兄弟、上司、部下、友人など)
③それぞれの役割で実現したいあり方を書き出す
(夫・・・私は夫として妻に誠実でありたい、父親・・・私は父親として子どもたちがワクワク生きる喜びを得る事に貢献したいなど)
④文章として整え、定期的に見直す
どんな人間になりたいのか。何をしたいのか。
作成するのに時間はかかりますが、良いものだと思います。
第三の習慣~最優先事項を優先する~
ミッション・ステートメントを作成したならばどのように行動していくのか。
第三の習慣「重要事項を優先する」です。
日々、人が抱える「やるべきこと」を分類すれば4つの領域に分けられるそうです。
ここを自分なりに分類して、第四領域つまり「無駄な時間」を無くすか。
私の場合ですと大学生の頃まで、テレビが大好きでした。
好きな番組は録画して何回も見直しました。
Twitterも大好きだったので、意味もなく開いてタイムラインを見たりしていました。
一時的に気持ち良くはなるので、全く意味がないとは言い難いですが
長期的に見たら全く生産性のない活動だと気付きました。
ある時何だか突然むなしくなって。このままで良いのか。
テレビを捨てて、Twitterもアカウント削除をしました。(今はブログの為、作成し直して連動更新のみしていますが)
その分自分が何をしたいのか。
本当にしたい事をする活動時間を増やしました。
ここで第二領域と第一領域はどちらが重要か。
現実的には第一領域が重要だと思います。期日が迫っている事に対しては時間を費やすし、
日常が慌ただしい方だとこの領域ばかりだと思います。
緊急かつ重要なので対処していくのは良い事ですが、その中でもどうやって
第二領域の時間を作れるか。
期日があるなしだけで判断して行動していても、なかなか第二領域の時間は取らないだろうと思います。
ある種機械的だと思います。
例えば病気になる前に、なりにくい身体を作っておく。
人との信頼関係は真摯に向き合ったり、助けたり。その人の為になる時間を作る。
第三領域の時間は無駄ではないけれど、できる限り最小限にするみたいです。
ずっと電話対応していたりすると、それはそれで他の人にとっては良い事だと思いますが
その人自身は消費の時間でしかない。
この第三領域の時間を他人に任せて、自分は第一領域、第二領域の時間に充てるというのも良いと思います。
第四の習慣~WinWinを考える~
第四~第六の習慣は「公的成功」という言葉を使うみたいです。
Win-Winとは文字通りですが「自分も勝ち、相手も勝つ」という考え方です。
関わっている全員が得をしている状態、満足する状態を目指すことです。
他の考え方は
①自分が得をする為に、相手は損をしようがどうなろうが関係ない「Win-Lose」の考え方。
②自分が犠牲になってでも、相手に何かを与えたい「Lose-Win」の考え方。
③相手が得をするぐらいなら、自分も得をしなくても良い「Lose-Lose」の考え方。
④自分が得になる事だけを考える「Win」の考え方。
議論・話し合いになるとついつい①の考え方になってしまうのだとか。
自分の都合ばかり並べて他人の状況・背景を組むことを忘れてしまう。
時々、議論の目的が相手を負かす事、自分は正しいという事を示す為の場にしている方がいらっしゃるようです。
偉そうですが、良い大人がしているので残念です。
議論に勝って、何が変わるのかと。
ただ、どうしてもお互いが得になる方法が見つからない場合はあります。
その場合は「No-Deal」という考え方。
これは初めて読んだときは目から鱗でした。
落としどころが見つからない場合、お互いにとって有益でなければ最初から止めておく。
その方がお互いにとって気持ちよく付き合えるとの事です。
第五の習慣~まず理解に徹し、そして理解される~
日頃からWin-Winの関係性を築く為には、お互いを理解しあう必要があります。
そして本当の意味で理解しあうために必要な習慣は、自分のことを理解してもらう前に、相手のことを理解しようとする習慣です。
よくあるのが
「あいつは変わっている」「非常識だ」「何で、今の説明であなたは理解できないのか」「あなたのその話し方では分からない」など。
傾聴レベルというのがあるらしいですが
①相手の話を聞いていない
②聞くふりをしている
③会話の部分部分しか聞いていない
④注意して聞く
すぐに相手を理解しようとせず上記の様な言葉を使ってしまうのは要注意。
①の状態の可能性が高いという事。
仕事をしていても、9割方「あのお客様はおかしい」「あの人が悪い」と簡単に片付ける人ばかり。
だからいつまでたっても良くならないと感じる。
自身がCS活動をしていたので、それなりには人の話を聴けるようになったのかなと感じます。
相手の行動一つ・言葉一つで理解できる所まで持っていきたいですね。
単純に嬉しい。
第六の習慣~シナジーを創り出す~
公的成功の最後は「1+1=2」ではなく「1+1=3」のような状態を創り出す事。
例えば似たような人が集まっても、似たような考え方・既存の考え方になってしまう。
そこで全く異なる人を入れることで全然違った視点が入り、当初考えていたことよりもはるかに良いアイデアが生まれたり。
「旅行で秋桜を見に行きたい」という意見、「実家で母の体調が悪いから面倒を見たい」という意見。
このままでは、どちらかが折れないといけない状況。
お互いが歩み寄った結果、「実家の近くの、知らない場所で秋桜が見れる場所を探した」という終着点。
私の解釈では、「第三の新しい意見が生まれる事」がシナジーともいえそうです。
そのシナジーを作るための前提条件として、第四の習慣、第五の習慣が身に付いている事が必須だそうです。
相手の事を理解しようとしていなかったり、お互いにとって得になる状態は何なのかという意図がなければ
シナジーは生まれないといえそうです。
第七の習慣~刃を研ぐ~
最後は第一~第三の「私的成功」と第四~第六の「公的成功」を得た上で第七の習慣も実施していく事が大切というメッセージです。
既存のやり方にこだわり続けるよりも、時々見直したり振り返ったりする事でより生産性のある活動が出来るという意味です。
例えば、今使い慣れている5年前のパソコンがあるとします。
キーボードを打つことが多くなりそこまで向いている物ではないけれど、慣れているので使い続ける。
そこに、キーボードがとても打ちやすく反映されやすい最新のパソコンが出ました。
ただ、慣れていない上に一からなので最新のパソコンを使わずに5年前のパソコンを使い続ける。
後日、最新のパソコンを使っている友人がいて
その方とキーボードの入力具合を比較してみたら圧倒的な差だった。
この思いついた例だと、性能の差もあるかも知れないのでもう一つ完全引用。
「7つの習慣」の本書で例に書かれている木こりのたとえ話。
森のなかで木こりが、ノコギリで木を切っています。
とても大変そうだったので声をかけると、もう5時間も木を切り続けているとのこと。
「少し休んで刃を研いだらいかがですか?」
と声をかけると、「そんなヒマはない。木を切るだけで精一杯だ!!!」
と突き放されました。刃を研いだほうがもっと効果的に木を切ることができるのに……。
刃の切れ味が悪くなっているのに、使い続けますか?という話です。
以下4つの側面についてバランス良く取り組むことで、“自分自身”という最も大切な資源を維持するのです。
1.肉体
2.精神
3.知性
4.社会・情緒
肉体とは、食事と休養と運動に取り組み、主体性を発揮できる高いエネルギーを手に入れることです。
精神とは、揺るぎのない穏やかで明朗な心を持つ事です。
知性とは、読書をはじめとして先人たちの知恵や知識や思考法を学び、適切なアウトプットによって知的側面の刃を砥ぐことです。
そして社会・情緒とは、社会における良好な人間を築くことで、情緒的な安定を得ることです。
対外的な安定は情緒的な安定と深く結びついているのです。
自分の進むべき方向性を定め、毎日少しずつで良いから歩んでいこうという事です。
7つの習慣を読んで学んだ3つの事と総評
①最初から相手にしない「No-Deal」
ある種冷酷だとも思うけれど、自分の時間は限られている。
周りのエネルギーを吸い取る人とは関わらない様にしている。
使いたいと思った人に時間は使おう。
②第3の道を探す事
意見を出し合った時に、相手の事情・背景を汲み取る。
相手を否定するのは簡単な事。相手の意見を尊重しつつ反映できる方法がないかを探る。
習慣化すると「できない言い訳」を言う時間が無くなり「できる方法」探しをしている自分が楽しくなると思う。
③自分が今している習慣は、本当に必要なのかを問える
本文にもやたらと長く入れたが、テレビ大好きだったのに今は全く見ない。
「なりたい自分像」がハッキリしている人は、普段している習慣がそこに直結しているのか。
ハッキリしていない場合、方向性を定める事ですぐに止めてしまえる勇気と決断が出来ると思う。
~総評~
人格主義の回復と称した7つの習慣。
■ビジネスでいわゆる「成功」をしたい人
■こんな人になりたいという人物像が明確な人
には向いている本だと思います。
本書はTHE分厚い本なので、本嫌いな方やビジネス書を読みなれていない方には難しい本かも知れません。
7つの習慣は漫画本もあるので、読み始めの方は漫画から入ると理解しやすいと思います!
他の方もレビューを書いている本書ですが、この記事が参考になれば幸いです。
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